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キラーメニューなんて作れるものではない

更新日:

カフェ経営,キラーメニュー

カフェの経営を成功させるには、キラーメニューが必要だと書いてある本も、けっこう多い。

 

キラーメニューというのは簡単に言うと、そのお店にしかないメニューで、そのメニュー目当てにお客さんが来ると言うもの。

 

だけど何度も書くがそんなもん簡単に作れたら、誰も苦労しない。

 

他の店にはないオリジナルのメニュー? そんなもの、話題になればすぐに真似されるに決まってる

 

儲かっているお店や会社というのは流行に敏感だ。

 

そして新しいことに挑戦することに躊躇がない。

 

だからどこかで何かが人気があるということになると、それに似たメニューを開発して、一二ヶ月のウチにメニューに加えてしまう。

 

だからカフェのメニューで競合他店を出し抜くなんて、できない

 

すぐに真似できるようなモノはお店の差別化には役立たない。

 

これは他の業種では当たり前の事実である。

 

じゃあどうやって自分のカフェを差別化するか。

 

差別化のポイントは「一つしか選べないもので違う道を行く」ということだ。

 


一つしか選べないものって何?

カフェの差別化をメニューでやろうとするとリスクが高い。

 

理由は売り上げが安定しない可能性が高いからだ。

 

たとえば差別化しようとしてエスニックなメニューや激辛メニューばかりそろえても、それを目当てに来るお客さんはマイナーなお客さんだろうからあまり儲からない。

 

一時期はブームになってもブームはそのうちに下火になるし、ブームに乗るお客さんの心というのは移り気だから、他で新しいブームが起れば我先にそっちへ行ってしまう。

 

経営で大事なのは固定客やリピーターをつかむことであるから、こういう移り気なお客さんを当てにすると経営が不安定化する。

 

なので変わったメニューを作ってみるのはイイが、あくまでもそれは期間限定・季節限定のメニューとして提供した方が良い。

 

人気があればそのまま定番メニューに加えればいいし、ダメだったらやめればいい。

 

エスニックや激辛メニューを置いてもいいが、それを中心にするのは良くない。

 

大多数のお客さんというのは保守的なので、そう言うモノしかないお店は日常的に使うお店ではなくなってしまうからね。

 

だからそう言うもので差別化するのではなく、一つしか選べないもので差別化する必要がある。

 

たとえば内装とか色とか音楽とか。

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