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安さで勝負するとカフェは潰れる

更新日:

カフェ経営,戦略

カフェ開業のためのメニュー作り。

 

失敗できないから安売りカフェを始めようと考えているオーナーも多いだろう。

 

安くすればモノは売れる。

 

これは一つの真理である。

 

しかし安くすれば利益はなくなる

 

これも一つの真理である。

 

カフェを開業してもお客さんが来ない。

 

売り上げが少ない。

 

なので売り上げを上げようお客さんを集めよう、そう思って値下げしたり安いメニューばかり提供し出すと、お店は潰れる。

 

よくあるダメパターンである。

 

なぜそうなるか。

 

理由は簡単で、安さを求めるお客さんばかり集まるからである。

 

安さを前面に押し出すと、安さに惹かれたお客さんしか集まらない。

 

しかし安さを求めるお客さんは安いモノしか注文しないし、お金がなくなると来ない。

 

なので結局カフェの儲けなんかにはならない。

 

周辺の競合カフェより割安なメニューを出しても良いが、安さは絶対に前面に押し出してはいけない。

 

それは安いから来ているお客さんの心も踏みにじることになる。

 

貧乏人だって安値狙いしているところを見られるのは恥ずかしいのだから。

 


安さでは大手チェーンに絶対に敵わない

カフェ経営で大事なのは、固定客をつかむことである。

 

しかし安さでそういう固定客をつかむことは難しい。

 

なぜならそういうお客さんは、お金がなくなると来なくなるわけだから。

 

月末でなくても来店してカフェを楽しんでくれる、そう言うお客さんをしっかりつかむ必要がある。

 

安さでお客さんを集めるのは大手チェーンのやり方である。

 

大手チェーンというのは本部スタッフなど、高給取りがたくさんいるものだから、とにかく客数を増やして売り上げを確保しなければいけない。

 

そういう宿命を背負っているので、客数を増やして売り上げを確保しようとする。

 

そのために客層を非常に広く広げて、安値狙いのお客さんも客層に加えているだけだ。

 

なのでこういうところでは低価格ラインと高価格ラインの二つのライン、あるいは中間価格ラインも加えた三つのラインを並べて商売している。

 

お金のないお客さんもお金のあるお客さんも、まとめてガバッと捕まえようという作戦だ。

 

しかし小さなカフェでそう言うことをやる必要はないし、やってはいけない。

 

なぜかというと安値狙いのお客さんで席が埋まってしまうと、中間層のお客さんが座る席がなくなってしまうからだ。

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