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顧客のちょっとした期待に応えられるか

更新日:

カフェ経営,121マーケティング

121マーケティング(ワン・トゥー・ワン)とは、顧客一人一人に合わせたサービスの提案によって、モノやサービスを売ろうという考えである。

 

人間は自分自身を特別な存在だと認識している。

 

「自分のことを分かってもらいたい」「理解してもらいたい」と思っている。

 

そして自分のことを知らない人に対しては心も財布も開けないが、知っている人に対しては心も財布も開く。

 

もちろん人間には生物的な防衛本能があるので、自分の情報を全部他人にさらすと言うことはできない。

 

また経済的な価値観も持っているので、割高なモノにお金を出すことはない。

 

だがそれでもある程度までは理解してもらいたいと思っているし、察してもらいたいと持っている。

 

そして自分にぴったりな商品やサービスなら、多少割高でもお金を支払うわけである。

 


チェーン店では応えられない期待に応える

新しくカフェを開店した時にやってくるお客さんというのは、従来のカフェに不満を持っている人の可能性が高い。

 

真っ先にやってくるのは好奇心の強いお客さんだが、少し遅れてやってくるのは、ちょっとした期待を抱えてやってくるお客さんなのだ。

 

遅れてやってきたお客さんやフラッと立ち寄ってくれたお客さんを、どれくらい自分のカフェのお客さんにできるか。

 

それが新しくカフェを開業する経営者の努力すべき事だろう。

 

真っ先にやってきたお客さんは、新しいカフェができたらまたそっちへ行ってしまうので期待するだけ無駄である

 

カフェを利用するお客さんの数は、地域ごとにだいたい決まっているだろうから、腰の重いお客さんをどれだけつかめるかというのが、長く経営していくためのポイントになる。

 

そしてそのためには顧客一人一人にあった接客が必要だし、顧客一人一人にあったサービスの提供が必須になるだろう。

 

というのもチェーン店では、お客さんをたくさんつかまなくてはいけないので、どうしてもそう言うサービスが難しいからである。

 

お客さんと気軽に話すことができ、相談にも乗れるようなカフェであれば、リピーターもジワジワ増えていくことが期待できるだろう。

 

それが小さなお店の121マーケティングと言うことになる。

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